ゲッターロボ
恐竜帝国・メカザウルス

メカザウルス・ベラ
●プロフィール
・分類:空戦型メカザウルス
・パイロット:恐竜兵士
・全高:?
・重量:?
・登場作品:第7話「悪を許すな突撃ラッパ」
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。
・水中移動
 水中を泳いで移動できる。
・尻尾攻撃
 打撃力だけでなく、細かい動きもできる。
・火炎
 口から吐く火炎。
・磁気嵐
 角から磁気嵐を発生させ、電波を妨害する。
巨大な翼と長い尻尾を持つ完全飛行型のメカザウルス。
日本の通信網を麻痺させるため、通信施設を狙って襲撃した。
飛行能力はかなり高く、ゲッターロボの攻撃をことごとくかわしてみせた。
口から吐く火炎が主な武器で、尻尾は細かく飛行しながらランプを狙って破壊するほど器用で強力。 角から発生させる磁気嵐が奥の手で、通信機能を封じマシントラブルを引き起こさせ、 ゲットマシンの合体を妨害する。
トマホークブーメランをはじくほど強固な翼を持つが、ゲッタービームで火炎を押し返され墜落して撃墜された。
●その他
劇中では一目見て「恐竜だ!」と呼ばれていたが、どちらかというとあまり恐竜っぽくはない外見である。

メカザウルス・ギロ
●プロフィール
・分類:陸戦型メカザウルス
・パイロット:キャプテン・グラン
・全高:40m
・重量:400t
・登場作品:第8話「危機一髪ゲッター2」
●武器&能力
・超高速移動
 ゲッター2に勝るとも劣らないスピードを発揮する。
・肩部3連装ミサイル
 両肩から発射するミサイル。
・伸縮式アームクロー
 伸縮自在な腕と、鋭い爪。
・チェーンアンカー
 頭部の角部分は鎖つきで打ち出すことができる。
原子力研究所を占領し、地上征服の前線基地にするために用意されたキャプテン・グラン専用のメカザウルス。
その外見はパイロットであるグランに酷似しており、彼の腕をもって最大限に性能を発揮するのだろう。
ゲッター2に比類しうる超高速戦闘を得意とするメカザウルスで、 肉眼では見えないほどの速度を誇り、事実ゲッター2でなければその動きに追いつくことすらできなかったほど。
主な武器は両肩部分から発射するミサイル、両手の鋭い爪、そして頭部の角はチェーン式で撃ち出すことができる。 両腕は伸縮自在で、これらを使った変幻自在の戦いでゲッターロボを痛めつけ、防御力も高い。
ゲッター2のスピードを封じ、ピンチに追い込むものの相手の力に逆らわずに利用する隼人の応用技によって大破する。 初めて恐竜帝国のキャプテンが乗り込んだメカザウルスであり、それまでのものより高性能である。
●その他
キャプテン初登場。それだけに気合が入ったデザインなのに、滝兄弟のシーンに時間がとられ登場シーンはあまり多くない。

メカザウルス・シグ
●プロフィール
・分類:水陸両用型メカザウルス
・パイロット:キャプテン・ラドラ
・全高:45m
・重量:330t
・登場作品:第9話「栄光のキャプテンラドラ」
●武器&能力
・溶岩移動
 溶岩の中を移動することができる。
・溶岩熱線
 口から吐く溶岩。
・伸縮自在の首
 頭突きだけでなく、締め付けもできる。
・クロー
 両手の鋭い爪。ゲッターの両足を掴んでジャイアントスイングを決めた。
・噛み付き
 鋭い牙による噛み付き攻撃。
・脱出装置
 頭部のみで単独行動が可能。
キャプテン・ラドラが乗り込む溶岩地帯での戦いを得意とするメカザウルス。
溶岩の中を自在に動き回り、高い格闘能力を持ってゲッターロボに挑む。
鋭い爪や牙による優れた接近戦能力だけでなく、目から破壊光線、口から溶岩を吐くこともできる。
さらにコブラの形をした頭部は自在に伸び、敵を捕らえ締め付けて離さず、 ボディをやられた際には頭部そのものが脱出装置の役割を備えてている。
火山を噴火させ、あちこちを溶岩で襲うと共に、得意な地形にゲッターを誘い出すが、 一瞬の隙を突かれてボディを破壊されてしまった。
頭部だけの場合パワーが落ち、ほとんど戦闘能力を失ってしまい、あまり高い崖も登れなくなってしまう。
●その他
劇中でのテロップおよびセリフでは「シグサウルス」という特殊な呼ばれ方をされているが、第7話での次回予告ではちゃんと「メカザウルス・シグ」と呼ばれている。

メカザウルス・シグ改
●プロフィール
・分類:万能型メカザウルス
・パイロット:キャプテン・ラドラ
・全高:45m
・重量:?
・登場作品:第9話「栄光のキャプテンラドラ」
●武器&能力
・溶岩移動
 溶岩の中を移動することができる。
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。
・溶岩熱線
 口から吐く溶岩。
・破壊光線
 両目から放つ光線。
・伸縮自在の首
 頭突きだけでなく、締め付けもできる。
・クロー
 両手の鋭い爪。首締めや、ゲッタートマホークを奪って使いこなした。
・尻尾攻撃
 ゲッターを締め上げた。
・噛み付き
 鋭い牙による噛み付き攻撃。
・溶岩遠隔操作
 火山の噴火を自在に操れる。
・自爆装置
 裏切りを予見して内蔵された自爆装置。
破壊されたシグのボディを改良し、飛行能力を持たせた強化型。
特に腕に新しく装備された翼で高い空中戦能力を得たことで、地形に左右されずに戦うことができる。
パワー自体も以前より強化されており、火山の噴火をコントロールする装備が取り付けられ、 ラドラの高い操縦技術と巧みな作戦でゲッターロボを破壊寸前まで追い詰めた。
しかしその体内には、帝王ゴールが密かに処刑用の自爆装置を仕掛けていたのだった。
後一歩で勝利をつかめたが、敵であっても無抵抗の者を助け、身を挺して溶岩をせき止めて町を守るその姿を見て 思い直したラドラは、ゲッタートマホークで溶岩を止めシグ改に仕掛けられた自爆装置から、 戦闘不能のゲッターロボを守るために一人海上へ飛び立ち命を落とすことになった。
●その他
本来のシグには翼はなく、翼があるのは新造ボディの改である。

第2次スーパーロボット大戦αでは最後の無印ゲッターロボのサプライズとしてラドラの乗るシグ改を味方にすることができる。スパロボでは味方になると大幅に弱体化するのがパターンだが、なんとシグは味方バージョンのほうが大幅に性能が高い。ラドラの能力も高く抜群の活躍が見込める。

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