ゲッターロボ
恐竜帝国・メカザウルス

メカザウルス・バズ
●プロフィール
・分類:対空戦型メカザウルス
・パイロット:恐竜兵士
・全高:?
・重量:?
・登場作品:第10話「急降下!ゲッター3は行く」
●武器&能力
・水中移動
 水中を泳いで移動できる。
・連射ノコギリカッター
 頭部から回転ノコギリを連射。対空に強い武器。
・腹部ノコギリカッター
 腹にそなえた回転ノコギリ。接近戦で威力を発揮。
・尻尾攻撃
 強力な尻尾攻撃。
地上の制空権を奪うためにゴールが発進させた対空攻撃に優れたメカザウルス。
頭部から回転ノコギリを連射し、上空の飛行物体を切断・撃墜する。
回転ノコギリ発射の狙いはなかなかのもので、切れ味も鋭くドリルストームを断ち切ったりもした。
亀裂や水中に身を隠して、空を飛ぶ飛行機を襲撃していた。
メカザウルスらしく格闘戦も得意で、尻尾による打撃なども駆使する。
背中と腹には巨大な回転ノコギリがつけられ、相手に組み付いて攻撃する。
ゲッター3のパラシュートを切り離すものの、落下速度を利用したゲッター3の踏みつぶし攻撃で倒された。
●その他
回転ノコギリを飛ばしての対空攻撃はかなりの命中率。
鳴き声はかなり変わっているが、スペクトルマンの怪獣用SE。

メカザウルス・ギリ
●プロフィール
・分類:陸戦型メカザウルス
・パイロット:キャプテン・バルキ
・全高:?
・重量:?
・登場作品:第11話「激突!ドリル対ドリル」
●武器&能力
・地中移動
 地底を移動することができる。
・頭部カバー
 頭を保護するカバー。
・ネックドリルアタック
 首全体を回転させ、ドリルとして攻撃する。
・尻尾攻撃
 尻尾による連続殴打。
・ジャンプアタック
 ジャンプしながらの突撃。
・溶岩熱線
 口から吐く高熱の溶岩。
・頭突き
 近接攻撃。
・頭部分離合体
 頭部は自在に分離・合体が可能。脱出機能にもなる。
接近戦に優れたメカザウルスで、首全体をドリルとして回転させるという荒技を持つ。
強力な尻尾や頭突きなどの格闘攻撃を得意とし、頭部先端からは溶岩を発射。単純な戦闘能力だけでなく、頭部を自在に分離することもでき、一度は倒されたように見せかけた。
もちろん頭部だけで地中を移動することもでき、敵の様子を探るときには鎌首のカバーを開ける。
囮を使ってゲッターチームを分断した隙を突いて研究所を襲い、負けたフリをしたが、送り込んだスパイが失敗するとすぐさま元通りに合体。再び研究所を襲撃した。
ゲッターロボをも苦戦させる戦闘能力を見せたが、最後はネックドリル対ゲッタードリルというゲッター2とのドリル対決に敗れ、頭部を粉砕されて爆発した。
●その他
首自体がドリルとして回転するというビックリメカザウルス。操縦席は明らかに頭部なのだが、大丈夫なのだろうか。なおカミナリ竜をモチーフにした最後のメカザウルスだったりする。残念だ。
首そのものを武器とした最初の敵メカだと思われる(機械獣ダブラスM2は本編で首を武器にしていない)。

メカザウルス・ウル
●プロフィール
・分類:特殊作戦型メカザウルス
・パイロット:人工知能
・全高:?
・重量:?
・登場作品:第12話「吠える!不死身のウル」
●武器&能力
・新合金製ボディ
 対ゲッター用の新合金製の体。攻防に優れる。
・超高速移動
 しなやかで素早い動き。一瞬の加速も可能。
・噛み付き
 鋭い牙の噛み付き。攻撃だけでなくトマホークを受け止めるほど。
・頭部ミサイル
 額部分から小型ミサイルを発射。
・4連装大型ミサイル
 背中から連射するミサイル。
・加速装置
 急加速で敵の攻撃を回避する。
・水上移動
 水の上を走り回る。
飛行船によって東京都心に送り込まれた三つのコンテナの中から現れたオオカミ型のメカザウルス。
それぞれのコンテナに頭部・胴体・脚部に分けらて輸送され、合体して活動を開始する。日本中の電力を絶やしてしまうのが目的で、手始めに東京タワーを破壊し、次々と各地の発電所を襲った。
敏捷性に優れたメカザウルスで、急加速でゲッターキックを避け、ゲッタートマホークを口でキャッチするという芸当も見せた。その素早さはゲッター3ではとても捉えきれない。素早いだけでなく新合金製のボディはゲッタードリルをはじき、その牙はゲッターロボをも噛み砕く。さすがに体内まで新合金製ではないらしい。
しかし人工知能によって動かされているため、なんにでも噛み付いてしまうという習正を持っている。
通常の方法で倒すのは困難として、ゲッターチームは早乙女博士の発案した、口にボール爆弾を蹴り込むという方法で対抗するが、一度目は失敗したためオートジャッキを使って決戦を挑んだ。
第三火力発電所、第四水力発電所、第七発電所、第八発電所を次々と破壊し、関東一円の機能を麻痺させるほどの成果を挙げ、最後は原子力発電所を破壊して放射能で関東を汚染しようした。
●その他
ゲッター単独で撃破できなかったメカザウルスの一体。名前も見た目も狼そのもので、あまつさえ早乙女博士も「まさに不死身の狼」と言っている。ザウルスではないのか?

ウルの他にもゲッター単独で倒せなかった強敵は多いが、それらと比べ、名前も外見も狼そのものというインパクトから話題に上がりやすいだけで、間違ってもこいつが最強のメカザウルスというわけではない
こいつをやたら推したがるにわかは多いが、単純な戦闘描写だけでもギンやギギのほうが明確に上回っている。この2体はウルと違い、ゲッターの抵抗や反撃すら許さず終始圧倒していた。
一応はじめてゲッターの武器全てを防ぎきった・・・と言いたいが、ゲッタービームとゲッターミサイルを受けていない。回避したということは、案外ゲッターミサイルは効くのかもしれない。

なお、一つ無粋な突込みを入れるが、今回早乙女博士はゲッターチームの3人のキック力でボール爆弾を蹴る形態を決めていたが、ゲッターロボは操縦者の動きをトレースする操縦システムをつかっていないので、ゲッターチームのキック力は関係ない気がする。操縦席で実際にキックをしているわけではない。
さらに言うならゲッター3はそもそも足が無いのでキックができない。あまり突っ込まれないのが不思議だ。
ただし竜馬の機転はサッカー部の設定が珍しくうまく活きている。

恐竜帝国TOP

(C)1974〜1975 ダイナミック企画/東映アニメーション