ゲッターロボ
恐竜帝国・メカザウルス

メカザウルス・ゲル
●プロフィール
・分類:空戦型メカザウルス
・パイロット:キャプテン・クック→キャプテン・シック
・全高:?
・重量:?
・登場作品:第16話「恐竜帝国の謎を追え」
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。
・肩部3連装ミサイル
 翼から発射するミサイル
・補助翼
 翼が破壊された時用の、予備の翼。
早乙女研究所のロケット発射の目的を探るため、キャプテン・クックが乗り込んだメカザウルス。
研究所のゲッター線バリアによって翼を片方失ったため、恐竜帝国へ逃げ戻るが 実は予備の補助翼があり、それに気付かず逃げ帰った責任を問われたクックは処刑されてしまう。
その後、地竜一族のシックの意見によって改修される。
●その他
あまり戦闘をしていないので、詳しい武器は不明だが、恐らくゲル改とほぼ同等だと思われる。

メカザウルス・ゲル改
●プロフィール
・分類:空戦型メカザウルス
・パイロット:キャプテン・シック
・全高:?
・重量:?
・登場作品:第16話「恐竜帝国の謎を追え」
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。
・肩部3連装ミサイル
 翼から発射するミサイル
・熱光線
 口から放つ高熱の光線。
・火炎
 口から吐く火炎。
・突風
 翼で巻き起こす突風攻撃。
・体当たり
 体当たり攻撃。
・補助翼
 翼が破壊された時用の、予備の翼。
翼竜タイプのメカザウルスであるゲルの改良型。
ゴールに処刑されてしまったクックに代わって任務に選抜された地竜一族のシックの意見で、 機体のバランスを良くするために頭部の風切りを短くし、飛行速度にあわせて翼を2倍にするなどの改良が行われた。
シックの巧みな作戦によって、ゲッターロボを煙に巻き、 建造中のゲッター計画の宇宙ステーションを見事にミサイルで破壊し、ゲッターロボをも倒そうと奮戦するが、 捨て身の作戦をゴールが聞き入れずに見捨てられてしまったため、マグマに飲まれてしまう・・・。
外見は割とシンプルではあるが、口から火炎や熱光線を吐き、ミサイルや翼による突風を武器とし、 シックの高い操縦技術と相まってゲッターと一進一退の攻防を繰り広げ、なかなかの活躍を見せた。
翼をやられたと見せかけ、補助翼を展開するなど、恐らく単純なスペック以上の性能を引き出せていたのだろう。
●その他
外見上の変化はわかりにくい範囲だが、明確な改造点が多いため区別する。
外見こそシンプルだが、かなりの活躍を見せたメカザウルス。

メカザウルス・ジガ
●プロフィール
・分類:特殊作戦型メカザウルス
・パイロット:キャプテン・ルーガ
・全高:?
・重量:?
・登場作品:第17話「狙われた設計図」
●武器&能力
・地中移動
 地底を移動することができる。
・水中移動
 水中を泳いで移動できる。
・超高熱マグマ
 口に常に蓄えたマグマ、全てを燃やし、溶かしてしまう。
ゲッター計画の設計図を盗み出さんとするキャプテン・ルーガに与えられたメカザウルス。
どこまでも伸びる長大な体(首?)をしたメカザウルスで、そのボディの先がどうなっているかは謎である。
常に尻尾の先から流れ出るマグマをその口にため込んでおり、触れたものをドロドロに溶かしてしまう。
煮えたぎるマグマと鋭い歯による噛み付きや、したたり落ちるマグマなどを武器とするが、 ゲッターロボと戦うにはやや力不足であり、戦闘能力はあまり高くないようである。
実際にゲッターロボとの戦いではほぼ一方的にやられていた。
熱源である尻尾をやられ武器を失い、ゲッタービームを連続で受けて倒される。鳴き声が結構印象深い。
●その他
 

メカザウルス・ゼン1号
●プロフィール
・分類:空陸両用型メカザウルス
・パイロット:キャプテン・ザンキ
・全高:?
・重量:?
・登場作品:第18話「恐竜帝国のすごい奴」
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。
・ミサイル
 頭部の連射ミサイル。
・脱出艇
 コクピット部分は脱出装置になっている。
ゲッターチーム攻略を任されたキャプテン・ザンキにガレリィ長官が与えたメカザウルス。
ガレリィは自信満々に紹介するも、ザンキにその性能を駄目出しされてしまい、自分でメカザウルスを別に開発し始めてしまう。 ザンキはゼン2号を開発する傍ら、このメカザウルスで出撃し早乙女研究所の戦力を調べ、あえてこのゼン1号をあっさりゲッターに倒させることで油断を誘った。
ゲッタートマホークで翼を破壊され、ゲッタービームを浴びて墜落。爆発した。
主な武器は頭部の連射可能なミサイルくらいしか判明していないが、外見から格闘能力は高いと思われる。
●その他
劇中ではザンキにコケにされた印象が目立つが、恐らく基本性能自体は悪くないと思われる。
と、いうのもザンキは自分用にあえてこのゼン1号の後継機を開発しているからである。
ゼン1号に全く見るべき点が無ければ、全く違うメカザウルスで良いはずで、またザンキが駄目だししたのはゼン1号の空戦能力についてのみ。この点から察するに陸戦能力は十分に見るべきものがあるのだろう。
個人的見解としては陸戦型を空中戦に対応するため、翼をつけた実験機ではないかと予想する。

メカザウルス・ゼン2号
●プロフィール
・分類:陸戦超特化型メカザウルス
・パイロット:キャプテン・ザンキ
・全高:42m
・重量:390t
・登場作品:第18話「恐竜帝国のすごい奴」
●武器&能力
・ドリルミサイル
 頭部のドリル型ミサイル。連射も可能。
・ハンドソルド
 右腕のスクリュー型ハンドカッター。威力はかなりのもの。
・尻尾攻撃
 強力なパワーによる攻撃。
・回転岩石落とし
 怪力でゲッターを軽々と投げ飛ばした。
・遠隔操縦装置・自動操縦装置
 パイロットが乗り込んでいなくても行動可能。
自分に与えられたメカザウルスのゼン1号の性能に不満を抱いたキャプテン・ザンキが、自分専用に開発したメカザウルス。 暴君竜と剣竜を掛け合わせた恐竜を素体に、陸上戦に徹底的に特化することで非常に高い性能を実現している。遠隔操縦装置も組み込まれるなど、単純な戦闘能力以外も高性能。
1号ではただのミサイルだった頭部のミサイルも、ドリル型の強力なものに変更しておりその威力は高い。
右腕にはスクリュー式のハンドカッター、ハンドソルドを装備。持ち前の怪力と併せて高い格闘能力を持つ。
ドリル型ミサイルとハンドソルドの威力は高く、早乙女研究所を挨拶代わりに軽く半壊させ、 無人操縦でありながら町を壊滅状態に追い込んでいることからも、その強力さははっきりしている。
ザンキ本人が自身の野心で身を滅ぼしてしまったため故か、無理矢理自動操縦で出撃させられ、 ゲッターロボをピンチに追い込むも、ゲッターに仕掛けた高性能時限爆弾を投げ返されて形勢逆転。
続くゲッタードリルでハンドソルドの弱点・中央部を突かれ、最後はトマホークによって両断された。
●その他
ザンキが乗った状態ではゲッターロボと戦っていないため、実は性能は未知数。他にも能力がある可能性は高い。ザンキが生き残っていれば結果は違っていたはずである。
また、一見ゲッタートマホークで普通に倒されたように見えるが、実際はガレリィ長官ご自慢の「高性能ネジ型時限爆弾・ゼロ」の直撃により致命傷を負ったことが大きい。
メカザウルスの製造過程が描かれる貴重なシーンがあるのは、大変興味深い。
ちなみに本話は作画レベルが低く、頻繁にゼン2号の顔の塗り忘れがある。

恐竜帝国TOP

(C)1974〜1975 ダイナミック企画/東映アニメーション