ゲッターロボG
百鬼帝国


ブライ大帝
●プロフィール
・身分・役職:百鬼帝国・首領
・種族:百鬼一族(地球人類)
・身長:?
・体重:?
・キャラクターデザイン:石川賢(原案)、小松原一男
・登場作品:第2話「恐るべき百鬼帝国の謎」〜第39話
   ゲッターロボ第51話「恐竜帝国のほろびる日」
・声:八奈見 乗児、(ゲッターロボ51話:緒方 賢一)
●武器&能力







ミュータント一族である百鬼帝国を統べる帝王。人間に代わって百鬼一族こそが地球を支配するにふさわしいと考え、地上の人間たちをすべて百鬼一族に改造して奴隷化することで地球全土を征服しようと企む。
非情な性格で人間に対しては冷酷だが、優れた部下には一定の温情を与える寛大さもある。
ただし、ヒドラー元帥による味方への非道な振る舞いや処置は気づいていなかった、もしくは見逃していた。
百鬼メカや百鬼兵士の量産のためにはゲッター線増幅装置が必要と考え、地球侵略と共に新早乙女研究所襲撃を命令する。
●名台詞
 
●その他
とにかくヒドラー元帥が非常に目立つ人物なので、それほど印象は強くない。漫画版のほうがインパクトがあるのかもしれない。

ヒドラー元帥
●プロフィール
・身分・役職:百鬼帝国・戦闘指揮官
・種族:百鬼一族(地球人類)
・身長:?
・体重:?
・キャラクターデザイン:
・登場作品:第2話「恐るべき百鬼帝国の謎」〜第39話
・声:緒方 賢一
●武器&能力







百鬼帝国の戦闘指揮官にして軍事最高責任者。指揮能力や戦闘機の操縦テクニックなど彼自身優れた能力を持つ軍人ではあるが、冷血にして狡猾。視野が狭い上に自分の為なら平気で味方でさえ陥れる卑劣な野心家である。現在の地位も自雷将軍を罠にかけて手に入れたものであり、隙あらばブライ大帝の地位すら狙っている。
その非道さは自分より格下の者に特に強く見せ、兵士はおろか百人衆に対してさえ高圧的で横暴な命令を下すことが多い。時にはグラー博士にすら命令を無理強いすることすらある。
他者を信用するということがほとんどなく、ヒドラーが無理矢理介入したことによって敗北、あるいは戦死した百人衆は少なくない。命令に背くものにはひたすら冷たくまだ子供である地中鬼の処刑をも強行した。
最後の決戦では爆発するメカ闇虫鬼から隼人を捕虜に脱出し、無事科学要塞島へ生還を果たすもそのまま撃沈する科学要塞島と運命を共にした。
●名台詞
「まあ・・・目標を高く掲げることはいいことだ。君の成功を祈るとしよう」
 自雷鬼の揺さぶりに大して返した皮肉。直後にヒドラーが仕掛けた要塞の事故が発覚する。
「奴の甘っちょろいヒューマニズムなんぞに惑わされていては、我ら百鬼帝国の野望は達成されぬわ」
・兵士に対して鉄甲鬼とゲッターの戦いに横やりを強要した際の台詞。一騎打ちにこだわる鉄甲鬼の言葉を全く聞かないどころか、彼自体を全く評価してないことがわかる台詞。味方に対してさえこの卑劣さである。
「黙れ!これは、これはブライ大帝の命令だぞ!貴様!ブライ大帝に背く気か!?」
・完全ではないメカ鉄甲鬼での出撃を断る鉄甲鬼に対しての台詞。ゲッター線増幅装置を手に入れられない責任を部下に押しつけ、あまつさえブライ大帝の名を笠に借りた横暴な言いぐさである。
●その他
一人の兵士としてはたしかに有能な手腕を持つ人物だが、百鬼帝国がゲッターチームに敗北した決定的な原因は間違いなくこの男である。ヒドラーを嫌っている百鬼一族は少なくない。
ただし無謀な牛餓鬼を抑えようとした時など、極稀にまともな対応を見せることもある。
また名前、風貌ともにあのアドルフ・ヒットラーに酷似しているのだが、関連性については不明のままである。

グラー博士
●プロフィール
・身分・役職:百鬼帝国・科学&兵器開発最高責任者
・種族:百鬼一族(地球人類)
・身長:?
・体重:?
・キャラクターデザイン:
・登場作品:第2話「恐るべき百鬼帝国の謎」〜第39話
・声:矢田 耕司
●武器&能力







百鬼帝国の優れた科学者であり、科学や兵器開発の最高責任者。さらに作戦立案なども行い、実質的な参謀の役割もこなしている。普段は百鬼メカの開発や、百鬼兵の改造などを行う。
百鬼帝国の幹部陣では最も温情のある人物であり、人格者なのか弟子や部下からも慕われている。その弟子たちには優れた者も多い。最終決戦時には自らメカ雷獣鬼に乗り込み、合体百鬼ロボットを指揮した。
●名台詞
 
●その他
百鬼帝国の幹部陣では最も影が薄い。ヒドラー元帥より立場は低いようで、ヒドラーの決定に納得がいかない様子も度々見られた。


坂崎
●プロフィール
・身分・役職:百鬼帝国・改造兵
・種族:人間→百鬼一族
・身長:?
・体重:?
・キャラクターデザイン:
・登場作品:第6話「夢を裂く百鬼一族」
・声:森 功至
●武器&能力







隼人の先輩で山岳カメラマン。隼人の姉である神明日香の婚約者で、その報告のために新早乙女研究所へやってきたが、滞在中に山へ撮影に出かけた際、小竜鬼に襲われて百鬼兵に改造されてしまう。
小竜鬼に操られ、ゲッター線増幅装置にマグネット装置を仕掛け、明日香を人質に隼人を脅した。
しかし角を折られ、明日香の涙で正気を取り戻し、ジープで小竜鬼に特攻。裏切りを知った小竜鬼によって自爆させられてしまった。
●名台詞
 
●その他
 

リサ
●プロフィール
・身分・役職:百鬼帝国・訓練兵
・種族:百鬼一族(地球人類)
・身長:?
・体重:?
・キャラクターデザイン:
・登場作品:第8話「夜空に輝く二つ星」
・声:千々松 幸子
●武器&能力







百鬼百人衆の一人、白骨鬼の実の娘。5年前に母と別れ、訓練兵として養成所で訓練に励んでいた。
しかし母と会う約束の七夕の日、怪我をした鳥を解放しているところを教官である鬼丸に見られ、それを快く思わない鬼丸に反逆者に仕立て上げられてしまい、追われる身となってしまった。
崖から落ち記憶喪失になっていたところをミチルに助けられるも、鬼丸の凶弾に倒れてしまう。死の間際に記憶を取り戻し、母である白骨鬼と再会するも事切れたのだった。
●名台詞
 
●その他
 

鬼丸
●プロフィール
・身分・役職:百鬼帝国・兵士養成所教官
・種族:百鬼一族(地球人類)
・身長:?
・体重:?
・キャラクターデザイン:
・登場作品:第8話「夜空に輝く二つ星」
・声:緒方 賢一
●武器&能力







百鬼帝国の兵士を養成する訓練所の教官。
非情な性格かつ傲慢な男であり、小鳥を介抱した訓練兵のリサの態度を不愉快に思い反逆者に仕立て上げた。
訓練兵を伴い、逃がされたリサを待ち伏せて殺害したが、最後はメカ白骨鬼をたきつけようとするも、娘の死に逆上する白骨鬼によってガトリングで爆殺される。
●名台詞
 
●その他
ちょっと気に入らないからといった理由だけでリサを反逆者に仕立て上げた冷酷な男。

自雷将軍
●プロフィール
・身分・役職:百鬼帝国・将軍
・種族:百鬼一族・自雷一族(地球人類)
・身長:?
・体重:?
・搭乗メカ:なし
・キャラクターデザイン:
・登場作品:第11話「百鬼帝国!将軍への道」
・声:矢田 耕司
●武器&能力







百鬼一族の部族の一つ・自雷一族出身の将軍。軍神と称えられるほどの非常に優れた人物であったが、ヒドラーの出世のための罠にはまり裏切りの罪で逮捕・処刑されてしまった。彼の死によって長きに渡って自雷一族は冷遇されてしまう。
●名台詞
「・・・ヒドラー!謀ったな・・・ッ!!」
・唯一のセリフ。
●その他
出番は非常に少なく、回想シーン数カットしかない。顔のアップをのぞくと本人が画面に映るのはモノクロの止め絵1カットと、肖像画だけ。
またヒドラーの策略がどのようなものであったか詳しい内容は不明。なお、百鬼帝国において将軍は元帥を補佐する地位であるため、さらにヒドラーの卑劣な罠にかけられた人物がいると考えられる。

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