グレートマジンガー
ミケーネ帝国・幹部

※声優名は一番左がメイン声優。代役も多いので、括弧内は実際に声をあてた話数。
※登場話詳細は反転して参照あれ。
※56話のスカラベスとドレイドウは声優が特定できそうにないので推測。

闇の帝王
●プロフィール
・分類:不明
・身分:ミケーネ帝国の支配者
・正体:不明
・全高:推定150m
・重量:推定2800t
・登場作品:第21話〜
・声:柴田 秀勝
●武器&能力
・アイビーム
 目から放つ光線。
・地割れ
 ユリシーザー、アンゴラスを罰として奈落に落とした。
・ダークネスファイヤー
 詳細不明。5万度を超える炎らしい。
 
●名台詞
 
●登場話詳細
 
●その他
最終話で決着がつかず終まいであり、明確に闇の帝王のその後、および決着が描かれた作品は、2012年現在「第2次スーパーロボット大戦α」のみである。恐らくは二度とその機会は訪れないと思われる。

暗黒大将軍
●プロフィール
・分類:人間型戦闘獣
・身分:七大戦闘獣軍団・総司令官(元・アレス王国将軍)
・本体の顔:胸
・全高:35m
・重量:480t
・登場作品:第1話〜第31話(総出演回数28回)
   マジンガーZ第92話「デスマッチ!!甦れ我等のマジンガーZ!!」
   劇場版「マジンガーZ対暗黒大将軍」
・声:緒方 賢一、(劇場版:小林 清志)、(Z:92話:富田 耕生)
●武器&能力
・ダークサーベル
 腰に下げた西洋剣。グレートブーメランを叩き斬ったほどの威力。
・超破壊光線
 両目から放つ赤い光線。一撃でグレートをたたき落とした。
・ハリケーン
 剣を振り回して巻き起こす竜巻。
ミケーネ帝国七つの軍団を束ねる総司令官にして闇の帝王の片腕。かつては闇の帝王に敗北したアレス王国の将軍であったが、その武勇を惜しんだ帝王の手で戦闘獣として蘇らせられた。
戦闘獣として蘇った後は、ミケーネ帝国の地上征服に大きく貢献したとされている。
少々頑固な武人気質の持ち主で、知略を巡らせるのは苦手なためか力押しの作戦を好む。そのため、地味な作戦に対しては無茶な作戦変更を命じて、部下を困らせてしまうこともあった。
しかしながら高い戦闘能力に裏付けされた誇りとプライドから、自ら前線に出向いて戦闘獣を指揮することも少なくなかった。アルゴス長官とは反目しあう仲だが、協力を申し出された時は手を貸している。
決して正々堂々たる性格ではないが、最後は自身の武人気質を抑えられなかったのか、グレートに決闘を挑み後一歩まで追い詰めるものの、胸の顔をマジンガーブレードによって貫かれ、勝利を宣言した後力尽きた。
●名台詞
「スカラベス!貴様の指揮が悪いのだ!ブルートンを無駄死にさせたのも貴様の責任だぞ!」(10)
・第10話で無理な命令をしたあげくの責任転換。暗黒大将軍の無茶な一面が垣間見える。
「勝った、倒したぞ!グレートマジンガーは、この暗黒大将軍が地獄へ送ったぞ!!」(31)
・グレートマジンガーとの決戦時、勝利を手にしたかに見えたが・・・。
●登場話詳細
1、2、3、4、5、6、7、8、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、23、24、25、26、27、29、30、31(マジンガーZ:92)

獣魔将軍
●プロフィール
・分類:複合型戦闘獣
・身分:七大戦闘獣軍団・副官、地上攻撃司令官
・本体の顔:顔部分
・全高:29m
・重量:400t
・登場作品:劇場版「マジンガーZ対暗黒大将軍」
・声:内海 賢二
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。
・大斧
 右手に持つハルバード状の斧。トマホークのように投げることもできる。
・大火炎
 下半身の爬虫類の口から吐く激しい炎。自身をも燃やすほどの威力。
・悪霊の噛み付き
 右手の悪霊の顔による噛み付き。ロケットパンチを破壊する威力。
戦闘獣軍団の総司令官である暗黒大将軍の副官。その体には7つの軍団全ての要素が組み込まれているという非常に特殊な存在。ゴーゴン大公指揮による日本攻撃が失敗に終わったことを受け、暗黒大将軍から日本攻撃の司令官として出撃を命じられた。
●名台詞
「ミケーネ暗黒大将軍の七つの軍団の力を思う存分見せてやれ!そしてマジンガーZを倒し、
 世界の種族を皆殺しにして、ミケーネ人の頭上に太陽を輝かせるのだ!!」

・威勢のいい鼓舞。彼の武人気質が伺える。
「相手はオモチャのようなロボットだ。叩き潰せ!」
・マジンガーZをおもちゃ扱いするほどの自信の現れ。

猛獣将軍ライガーン
●プロフィール
・分類:猛獣型戦闘獣
・身分:猛獣型戦闘獣軍団・将軍
・本体の顔:胸
・全高:?
・重量:?
・登場作品:第1話〜第56話(総出演回数15回)
・声:峰 恵研(12、20、34)
・声(代役):矢田 耕司(1、21)、増岡 弘(39)
●武器&能力
・電磁波
 牙から放つ電磁波。劇中未使用。
 漫画版での武器だが、こちらにも設定はある可能性が高い。
・不明
 劇中で能力らしい能力を使っておらず他の能力も不明。
ミケーネ七大将軍の一人。猛獣型戦闘獣軍団を率いる。ライオンのケンタウロス風の外見で胸に顔がある。
●名台詞
「ゴーゴン大公!指揮は俺が執る。バイソニア!容赦せず葬り去るのだ!」(12)
・横から口出しするゴーゴン大公を殴りつけて。彼の気性の荒さが表れている。
●登場話詳細
1、(2)、(5)、12、(13)、(18)、20、21、(30)、(31)、(33)、34、(35)、(36)、56
※括弧つきは台詞なしのほぼ背景出番。まともな出番は6回。

怪鳥将軍バーダラー
●プロフィール
・分類:鳥類型戦闘獣
・身分:鳥類型戦闘獣軍団・将軍
・本体の顔:胸
・全高:28m
・重量:230t
・登場作品:第1話〜第47話(総出演回数14回)
・声:山田 俊司(現:キートン山田)(1、32)、緒方 賢一(33、36、47)
●武器&能力
・空中飛行
 恐らくは空を飛び回ることができる。劇中未使用。
・くちばし攻撃
 鋭いくちばしによる攻撃。劇中未使用。
・破壊光線
 劇中未使用。
・竜巻
 翼で巻き起こす突風攻撃。劇中未使用。
・怪音波
 口から吐く超音波攻撃。劇中未使用。
ミケーネ七大将軍の一人。鳥類型戦闘獣軍団を率いる。怪物らしい鳥人を模した姿に胸にマスク状の顔がある。
七大将軍でも特に自信過剰かつ強気な性格でスタンドプレーに走ることも多い一番の問題者。そのせいか他の軍団と共闘することもない上に、物語からの退場も一人だけ大きく早かった。
口からの超音波、翼による突風などの武器を持つが、やはり直接戦闘は行わず要塞内で指揮するばかりだった。
トルケーンとデモニカによる作戦で勝利を確信したことで、成果を見ようノコノコ司令塔で現れたところをグレートブースターの攻撃をまともに喰らい、撤退するデモニカ内で地獄大元帥に勝利を叫びつつ死亡した。
●名台詞
「はッ!帝王に我が怪鳥軍団最強の戦闘獣をお目にかけるべく、その準備に手間取りまして」(32)
・遅刻したときの理由。このあと出撃を吟味してほしいと抜け駆けを図った。
「やったぁ!!グレートマジンガーは爆発したぞ!はっはっはっは!」(32)
・戦車爆弾によってグレートを葬ったと思った時の一言。しかしグレートは無事だった。
●登場話詳細
1、(2)、(5)、(13)、(18)、(21)、(30)、(31)、32、33、(35)、36、47、(56)
※括弧つきは台詞なしのほぼ背景出番。まともな出番は5回。
●その他
本編は描写不足でわかりにくいが、シナリオ設定上で明確に47話で死亡したとされている。七大将軍では一人だけ先に死亡した。
メイン声優は山田氏なのだが、担当回数は緒方氏のほうが多い。しかも1話は極めて台詞が少なく、山田氏がまともに声をあてたのはたった1度ということになる。

超人将軍ユリシーザー
●プロフィール
・分類:人間型戦闘獣
・身分:人間型戦闘獣軍団・将軍
・本体の顔:胸
・全高:22m
・重量:350t
・登場作品:第1話〜第53話(総出演回数21回)
・声:村越 伊知郎(2、7、8、14、16)、水鳥 鉄夫(21、22、23、24、53)
・声(代役):永井 一郎(33)、矢田 耕司(20、32)
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。
・ナイフ
 腰の両側に下げた短剣。投げナイフとして使っていた。
・ヘッドアタック
 頭を外して投げつける荒技。
・十方手裏剣
 シナリオ脚本で見られる武器。
ミケーネ七大将軍の一人。人間型戦闘獣軍団を率いる。軍人風のスマートな体型に胸部分に顔がある。
血の気が多くプライドが高い性格の将軍で同僚のドレイドウや諜報軍と争いあうことも多く、ゴーゴン大公が死亡する原因も作ってしまっていた。
その割には闇の帝王などの上司には気に入られているらしく、アンゴラスと共に懲罰を受けた際も一足早く復帰していたり、地獄大元帥が六大将軍の中で科学要塞研究所襲撃時の最初に連れたのもユリシーザーであった。部下と共に七大将軍で最も出番が多い。
腰に携えたナイフや戦闘獣としての頭部を投げつけるなどの能力を持つが、戦闘能力は低いらしくマジンガーZには軽くいなされ、部下のはずの戦闘獣ガラリヤにさえ驚かされる始末であった。
科学要塞研究所を地獄大元帥と共に壊滅された際、戦線復帰したマジンガーZに挑むも返り討ちにあって死亡した。
●名台詞
「おのれぇ!ユリシーザーの実力を見せてやる!・・・でぇい!!」(53)
・デモニカに攻め込まれ、果敢に飛び出してマジンガーZに挑んだときの台詞。しかしあっさり返り討ちに。
●登場話詳細
(1)、2、(5)、7、8、(13)、14、16、(18)、20、21、22、23、24、(30)、(31)、32、33、(35)、(36)、53
※括弧つきは台詞なしのほぼ背景出番。まともな出番は13回。
●その他
本編はわかりにくいが、53話でマジンガーZに立ち向かった際、ルストハリケーンで跳ね返された自らの頭部が胸部の本体に直撃してしまっており、以降ユリシーザーが動くシーンやセリフが無くそれきり登場しないためこの時に死亡したのだと思われる。

悪霊将軍ハーディアス
●プロフィール
・分類:悪霊型戦闘獣
・身分:悪霊型戦闘獣軍団・将軍
・本体の顔:胸
・全高:25m
・重量:250t
・登場作品:第1話〜第56話(総出演回数15回)
・声:永井 一郎(3、6)
・声(代役):不明(18)
●武器&能力
・空中浮遊
 空を飛び回ることができる。
・イビルサイズ
 右手にもつ大鎌。投げつけて使うこともある。
・ボーンブーメラン
 足を取り外して投げつける。
・ボーンバット
 取り外した足をつなげて棍棒にすることができる。
・ヘッドアタック
 頭を外して投げつける荒技。
・ヘルファイヤー
 左手の顔から放つ5万度の火炎。劇中未使用。
・呪術(カーズ)
 呪いの魔術。劇中未使用。
ミケーネ七大将軍の一人。悪霊型戦闘獣軍団を率いる。大鎌を携え、ボロきれを纏った死神を思わせるあまりメカらしくない風貌が特徴的で、胸に本体の顔がある。
右手の大きな鎌や左手の顔から放つ火炎の他に、自らの体を棍棒としたり変幻自在の武器を持つ。
最終決戦時の五大将軍中ただ一人マジンガーZに戦いを挑んだが、力及ばず敗北した。
●名台詞
「くそう・・・せっかくいいところまでいって・・・、しかし・・・しかし、奴らの基地は発見したぞ!
 今度は七つの軍団を率いて一気に叩き潰してやる!引き上げろ!」
(5)
・科学要塞研究所の場所を突き止めた際の台詞。
●登場話詳細
(1)、(2)、3、(5)、6、(13)、18、(21)、(30)、(31)、(33)、(35)、(36)、(55)、56
※括弧つきは台詞なしのほぼ背景出番。まともな出番は4回。

大昆虫将軍スカラベス
●プロフィール
・分類:昆虫型戦闘獣
・身分:昆虫型戦闘獣軍団・将軍
・本体の顔:胸
・全高:?
・重量:?
・登場作品:第1話〜第56話(総出演回数16回)
・声:八奈見 乗児(4、5、10、26、56?)
・声(代役):山田 俊司(現:キートン山田)(45)、不明(18)
●武器&能力
・剣
 腰に下げた西洋剣。武器として使う描写はない。
・不明
 劇中で能力らしい能力を使っておらず他の能力も不明。
ミケーネ七大将軍の一人。昆虫型戦闘獣軍団を率いる。昆虫らしからぬつかみ所の無い姿で胸部に顔がある。
七大将軍の中でも最も協調性に優れ、忠義心も特に高く、地獄大元帥直々に戦績が優れていると賞賛されたこともある。爬虫類型戦闘獣軍団との共同作戦でもドレイドウと上手く連携を取っていた。
暗黒大将軍に無茶な作戦の変更を強いられた時は、作戦の成功よりも忠義を貫き、自らブルートンを処罰して自分も責任を取って死ぬ覚悟を見せているなど、かなりの人格者であった。
好戦的な性格ではなくあまり表だって動かなかったためか、戦闘することはなかったが、地獄大元帥が崩壊するデモニカで唯一側に置いていたのがスカラベスであった。その後デモニカの爆発で地獄大元帥と共に死亡した。
●名台詞
「うーむ、おかしいぞ簡単すぎる」「あれは偵察魚雷だ」
・撃ち落とした魚雷の手応えから冷静に偵察魚雷であったことを見破った。
「そうか、それなら仕方がない。貴様を処刑して俺も死ぬ!」(10)
・無理な命令にも関わらず実直に実行する、忠義心の高さと覚悟がよくわかる。
「ぬぁ〜、残念だ。夜の作戦は着々と成功していたものを・・・。暗黒大将軍も無理な命令を下したものだ」(10)
・本心では無謀な作戦だとわかっていたが、忠義故に苦悩が見てとれる。
●登場話詳細
(1)、(2)、4、5、10、(13)、18、(21)、26、(30)、(31)、(33)、(35)、(36)、45、56
※括弧つきは台詞なしのほぼ背景出番。まともな出番は6回。
●その他
戦闘獣軍団の率いての出撃はわずか5回。そのうち第5話ではドレイドウの爬虫類型戦闘獣軍団と共同作戦を行っている。また第45話では自分の部下ではない人間型戦闘獣バトラーズを指揮するよう命令された。
そのため昆虫型戦闘獣軍団を率いて出撃したのは4回となる。
第5話では積極的に指揮を執るドレイドウを上手く補佐し、偵察魚雷を見破るなどのフォローを行っていた。戦闘獣ラルゴスによるグレートマジンガーおびき出しには失敗するも、臨機応変に対応している。最後はミケロスにサンダーブレークを浴びせられ、たまらず逃げ出した。
あまり良い最後とは言えないが、最も信頼に厚い将軍としての死に方は七大将軍でもかなりマシな部類である。56話はまともな台詞はほぼないが、弓教授が出演していることもあり、恐らく八奈見氏である。

妖爬虫将軍ドレイドウ
●プロフィール
・分類:爬虫類型戦闘獣
・身分:爬虫類型戦闘獣軍団・将軍
・本体の顔:腹
・全高:23m
・重量:330t
・登場作品:第1話〜第56話(総出演回数15回)
・声:肝付 兼太(5、8、15、18)
・声(代役):立壁 和也(現:たてかべ 和也)(19)、不明(56)
●武器&能力
・ファイヤーブレス
 口から吐く放射能を含んだ火炎。劇中未使用。
・爪攻撃
 劇中未使用。
・破壊光線
 劇中未使用。
・不明
 劇中で能力らしい能力を使っておらず他の能力も不明。
ミケーネ七大将軍の一人。爬虫類型戦闘獣軍団を率いる。東洋竜を模した外見で腹部に老人風の顔がある。
ずる賢い策略家で、自ら前線へ赴くことはなく戦闘獣の指揮に徹し、他の軍団との共同作戦をとることも多い。
そのため、武器である口から吐く放射能火炎や鋭い爪を用いて戦闘することはなかった。
策士であるにも関わらず状況把握はあまり得意ではなく、大胆な作戦を展開したものの状況を把握仕切れず、失敗するケースも見られた。その分引き際は心得ているようである。また他の軍団長よりも自分の部下の戦闘獣に愛着があるようで、ユリシーザーに部下の爆破を言われた際には激怒した。
最後はデモニカ内部に突入してきた強化マジンガーZのスクランダーカッターによって、壁ごと胴体(と腹部の顔)を真っ二つに切断され、断末魔と共に死亡した。
●名台詞
「よぅし今だ!奴らの基地を一気に叩き潰すんだ!!
 ビューナスもグレートマジンガーもいない基地は、空き家のようなもんだ!!」
(5)
・ロボットのいなくなった科学要塞研究所へ攻め込む際の台詞。強い自信がよく現れている。
「ええい!ゴブリウスは俺の戦闘獣だ!貴様の指図は受けん!!」(8)
・ユリシーザーに作戦に成功した部下の爆破を言われて。部下を大事にしているようだ。
●登場話詳細
(1)、(2)、5、8、(13)、15、18、19、(21)、(30)、(31)、(33)、(35)、(36)、56
※括弧つきは台詞なしのほぼ背景出番。まともな出番は5回。
●その他
戦闘獣軍団の率いての出撃はわずか5回。そのうち第5話ではスカラベスの昆虫型戦闘獣軍団、第8話ではユリシーザーの人間型戦闘獣軍団、第19話ではアンゴラスの魚類型戦闘獣軍団と共同作戦を行っており、爬虫類型戦闘獣軍団単独は第15、18話のみ。
第5話ではドレイドウが積極的に指揮を執り、戦闘獣でグレートをおびき出した隙に科学要塞研究所をミケロスで攻め落とそうとした。しかし、戦闘獣ラルゴスが富士山麓にグレートマジンガーをおびき出すことに失敗した後、戦闘獣センザンを海底から向かわせグレートマジンガーを研究所から誘い出した。最後はミケロスにサンダーブレークを浴びせられ、たまらず逃げ出し撤退時を見極めた。
他の将軍に劣らずあんまりなラストではあるが、Zのスクランダーカッターで倒されたという分にはまだマシな部類の最後であったりするのだから、後半の七大将軍の扱いはあまりにも酷い。
なお、56話の台詞は断末魔のみで誰の声か判別が難しい。肝付氏ではないかもしれない・・・。

魔魚将軍アンゴラス
●プロフィール
・分類:魚類型戦闘獣
・身分:魚類型戦闘獣軍団・将軍
・本体の顔:頭部触覚部分の先端
・全高:?
・重量:?
・登場作品:第1話〜第56話(総出演回数17回)
・声:矢田 耕司(11、19、21、22、23、29)
●武器&能力
・水中移動
 恐らくは水中を泳いで移動できる。劇中未使用。
・不明
 劇中で能力らしい能力を使っておらず他の能力も不明。
ミケーネ七大将軍の一人。魚類型戦闘獣軍団を率いる。アンコウ型の半魚人を模した外見で先端に顔がある。
七大将軍の中でも最も忠義心が低く、あまり責任感が見られない発言・行動が多い軍団長。特に上司である暗黒大将軍に対しては命令に従いはすれど、本人のいないところであからさまな不満をあらわにしている。
しかし同僚である七大将軍達との仲は悪いわけではなく、ゴーゴン大公の横暴な態度に怒るユリシーザーをなだめたりもした。その結果、ユリシーザーと共にゴーゴン大公を出し抜こうとして失敗したばかりか、ゴーゴン大公を死なせてしまったため闇の帝王の怒りに触れ、一時奈落に落とされていた。作戦の読みも甘く、部下に責任転換することすらある。最後はデモニカが科学要塞研究所を攻撃するために、マジンガーZの足止めにライガーンと共に出撃させられたが、ビューナスAの光子力ビームであっけなく爆死した。
●名台詞
「勝手ながら、もはや戦闘獣ギライをミケロスへ向かわせました。行かせてください!暗黒大将軍!」(11)
・初めて出撃する11話にて。完全な独断専行である。
「くっそ〜!なんということだ。前線まで出てきて口出しされちゃ叶わねぇ!」(11)
・暗黒大将軍の助言を聞いた後。実際には不平不満を抱いていることがよくわかる。
●登場話詳細
(1)、(2)、(5)、11、(13)、(18)、19、21、22、23、29、(30)、(31)、(33)、(35)、(36)、56
※括弧つきは台詞なしのほぼ背景出番。まともな出番は6回。
●その他
戦闘獣軍団の率いての出撃はわずか6回。そのうち第19話ではドレイドウの爬虫類型戦闘獣軍団、第23話ではユリシーザーの人間型戦闘獣軍団と共同作戦を行っている。
56話では戦闘は行っておらずライガーンと一緒にZの足を掴んで足止めをするが、ビューナスAに倒された。七大将軍の中でもビューナスに倒されるという最も不名誉な最後である。しかも台詞すらない。

アルゴス長官
●プロフィール
・分類:人間型戦闘獣
・身分:諜報軍司令長官
・本体の顔:左手
・全高:23m
・重量:300t
・登場作品:第1話〜第54話(総出演回数?回)
・声:大竹 宏
●武器&能力
・長杖
 左手の顔の顎髭部分が硬い杖になっている。武器にもなる。
 第7話ではこの杖で暗黒大将軍と斬りむすんだこともある。
・戦闘獣作成
 戦闘獣を作り出す技術をもっているらしく、
 ヤヌス侯爵はアルゴス長官の傑作らしい。
・不明
 劇中で能力らしい能力を使っておらず他の能力も不明。
 
●名台詞
 
●登場話詳細
調査中

ゴーゴン大公
●プロフィール
・分類:戦闘獣(実際は戦闘獣ではなくサイボーグではないかと思われる)
・身分:ミケーネ帝国先遣隊長→諜報軍士官→火山島前線基地司令官
・本体の顔:上半身
・全高:2m
・重量:?
・登場作品:第1話〜第22話(総出演回数13回)
      劇場版「マジンガーZ対暗黒大将軍」
      マジンガーZ第68話〜第92話
・声:加藤 修(現:加藤 治)
●武器&能力
・空中飛行
 空を歩き回ることができる。
・水中移動
 水中を泳いで移動できる。
・ムチ
 手にした乗馬鞭に似たムチ。破壊光線を発射したりもできる。伸縮自在のムチもある。
・剣
 腰に下げた西洋剣。ほとんど使ってはいない。
・カメラ
 普通のカメラ。第7話で使った。
・カメラアイ
 下半身の虎部分の目。諜報目的のカメラとして使える。
・妖機械獣
 先遣隊時のみ使ったミケーネ製の機械獣。
 
●名台詞
 
●登場話詳細
1、2、3、4、5、7、9、12、15、17、18、21、22(マジンガーZ:68〜92)

ミケーネ帝国TOP

(C)1974〜1975 ダイナミック企画/東映アニメーション