合身戦隊メカンダーロボ
コンギスター軍団・メカ獣


メカ獣 クマンダー
●プロフィール
・指揮官:オズメル大将軍(1話)、メデューサ将軍(13話)
・パイロット:ラガー少佐、(おそらくリーダー機以外は生体サイボーグ兵)
・全高:不明(推定100m以上)
・重量:不明
・登場作品:第1話「コンギスター軍団日本大襲撃!」、
       第13話「幻の太平洋艦隊を救出せよ」
・鳴き声:ゴジラ二代目(初期)
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。
・磁力ビーム
 口から吐く七色の光線。メカンダー1を捕らえようとした。
・突風
 巨大な翼で突風を巻き起こす。
・クロー
 鋭い爪による切り裂き、鷲掴み。
・くちばし
 鋭いくちばしによる突き刺し。ロボの装甲は貫けなかった。
合体訓練中のメカンダーチームと遭遇したコンギスター軍団が出撃させたメカ獣。
オズメル大将軍の命令でメカンダーチームを生け捕るため、ラガー少佐の操縦するリーダーに率いられる3体で襲いかかる。合体したメカンダーMAXをも寄せ付けない。
メカンダーロボと同等かそれ以上の巨体を持ち、鋭い爪やくちばしによる格闘攻撃を得意とするが、メカンダーロボにはほとんど歯が立たず、1体目はメカンダーユーフォーで叩き潰され、2体目は背後からメカンダーフレイムで焼き尽くされ、ラガー少佐のリーダー機もメカンダーキックフェンサーで切り裂かれクマンダーは全滅した。
その後、太平洋艦隊を攻撃するために新たなクマンダーが出撃、南極ロス氷原からの脱出する太平洋艦隊を襲うメカ獣 ニュードムの部隊と南極海で合流し、その護衛としてやって来たメカンダーMAXを迎え撃つが、既に力不足なのかブルサンダーであっさり全滅してしまった。
●その他
1話では未呼称で、2話では空母ロボとしか言われない。13話でようやくクマンダーの名を呼ばれる。
これまでのスーパーロボットアニメの敵ロボットとは異なり、全く同一のクマンダーが3体同時に登場する。
13話で再登場するが、制作環境の苦しい本作での苦し紛れのライブフィルム編集であり、特に倒され方はメチャクチャである。試みは面白いのだが・・・。都合、合計6体登場したことになる。

スーパーロボット大戦コンパクト3ではシンキラーとごっちゃになっている。恐らくは名前が間違っている。
性能や外見はクマンダー準拠っぽいのだが、名前やパイロットはシンキラー。

メカ獣 シンキラー
●プロフィール
・パイロット:メデューサ将軍、生体サイボーグ兵
・全高:不明
・重量:不明
・登場作品:第2話「謎の戦士ジミー・オリオン」
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。
・ヘドロ光線
 口部分から放つ桃色の怪光線。
・シンキラー作戦
 分身を2体作りだし、3身一体攻撃をする。
 レーダーには反応するが、分身は影がない。
・チョップ
 格闘攻撃。
・脱出装置
 
●その他
なんとオメガミサイルの爆風で溶けて破壊されるという最後で、メカンダーロボはとどめを刺していない。
スーパーロボット大戦コンパクト3に出演しているが、どう見てもクマンダー。

メカ獣 放電レンザー
●プロフィール
・パイロット:メデューサ将軍、生体サイボーグ兵
・全高:不明(推定200m以上)
・重量:不明
・登場作品:第3話「ジミー、決死のパワーイン」、
       第16話「メカンダーロボ危機一髪」
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。
・落雷攻撃
 黒雲に紛れて放つ稲妻。
・灼熱熱線
 光を集めて胸部レンズから放つ熱線。高熱で目標を焼き尽くす。
・磁力音波
 両手の指から放つ磁力光線。相手の動きを止めて引き寄せる。
・放電ビーム
 両目から放つ赤い稲妻。
・体当たり
 格闘攻撃。メカンダーロボの右腕を破壊した。
・有毒ガス作戦
 灼熱熱線を重油に照射し気化させて有毒ガスを発生させる。
・脱出装置
 頭部はコクピットになっており単独飛行が可能。
 
●その他
放電レンザーというヘンテコな名前である。メカ獣レンザーではだめなのだろうか・・・。

メカ獣 キングコンガー
●プロフィール
・指揮官:防衛隊長(4話)、メデューサ将軍(13話)
・パイロット:生体サイボーグ兵
・全高:不明(120m前後)
・重量:不明
・登場作品:第4話「見よ!あれが空中要塞都市だ」、
       第13話「幻の太平洋艦隊を救出せよ」
●武器&能力
・磁力ビーム
 口から吐く七色の光線。メカンダー2と3を捕らえようとした
・ミサイルランチャー
 胸部が開いて発射するミサイル。
・アイビーム
 目から放つ黄色い光線。
・パンチ、キック、投げ飛ばし
 怪力による格闘攻撃。ロボを投げ飛ばした。
 
●その他
よくいるキングコングの類似キャラだが、名前までメチャクチャそのまんまである。しかも劇中で「キングコングみたいにでっかい奴」と言われる。細身で迫力に欠けるのが残念。
作画のミスで胸から光線を出しているというミスがある。

メカ獣 テラノドンガー
●プロフィール
・パイロット:メデューサ将軍
・全高:不明
・重量:不明
・登場作品:第4話「見よ!あれが空中要塞都市だ」
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。





メカンダー1に空中要塞都市に進入されたことに業を煮やしたオズメルが、直々にメデューサ将軍に出撃を命じ迎撃にでたメカ獣。翼竜に似た姿を持ち、巨大な翼で飛行する。
が、メカンダー1のスカイドンキーが胴体に直撃するとあっさり炎を上げて墜落。撃墜された。
攻撃はおろか、ろくに何もしていないので詳しい能力は不明だが、戦闘能力に難があるのは明らか。
●その他
モチーフはプテラノドンだろうか。
しかしなにより最大の特徴もの凄く弱いこと。これはメインの敵メカとしては、ゲットマシンに倒されたメカザウルス・モバ以下ではないだろうか。なにしろ攻撃すらしていないのだから・・・。
しかもパイロットは重要キャラで、普段もよくメカ獣に乗り込むメデューサ将軍である。
キングコンガーはスカイドンキーの直撃に傷一つ負っていないのだから、さすがにテラノドンガーの戦闘能力に確実に問題があるだろう。
また終わりのナレーションでは小型メカ扱いされている。そんなに小さいようにはみえないが・・・。

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