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ロボットアニメ・善側ゲストメカ図鑑
テキサスマック


テキサスマック
●プロフィール
・開発者:キング博士
・パイロット:ジャック・キング、メリー・キング
・全高:38m
・重量:250t
・登場作品:ゲッターロボ
   第21話「アメリカから来たロボット」
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。飛行速度はゲッター1より上。
・マックリボルバー
 腰の左右に備えた二丁拳銃。多彩な変形機能がある。
・テキサスソード
 西洋風の長剣。リボルバーの変形。
・テキサスハンマー
 ロープつきのトゲつき鉄球。リボルバーの変形。
・マックライフル
 強力な狙撃ライフル。リボルバーの変形。
・マックシールド
 ハットマシンの変形。
・テキサスビーム
 シールド中央から発射するビーム。
・アルカリ性レインコート
 酸などの化学兵器用の防護コート。
・レーダースコープ
 ハットマシンの分析機能。火の玉のメカザウルス・ゴラを見破った。
アメリカのロボット工学の権威であるキング博士が、我が子であるジャックとメリーのために開発したスーパーロボット。日本のスーパーロボットであるゲッターロボと親善を深めるために来日した。
テンガロンハットを模したサポートメカであるハットマシンと合体して運用される。テキサスマック本体にはジャック、ハットマシンには妹のメリーが乗り込む。その姿は荒野のガンマンを思い起こさせる。
ハットマシンは索敵や分析でテキサスマックをサポートするだけでなく、シールドに変形したり内部から対化学兵器用のレインコートを出すこともでき、単独飛行による別行動も可能となっている。
主武装は腰のホルスターに下げたリボルバー式の拳銃・マックリボルバー。一見武器はこの二丁拳銃だけだが、マックリボルバーは撃鉄を鳴らすことで自由に形を変えて別の武器に変形するという、超兵器になっている。この技術はハットマシンにも使われており、ゲッターロボにひけをとらない性能を持つ。
ゲッターロボとは対照的に武器を自在に変えて戦う戦法を取る。負けず嫌いのジャックとゲッターチームが張り合ったことで、ゲッターロボとの模擬戦も行い互角の勝負を演じているほか、ゲッターロボを助けるためにメカザウルス・ゴラにも戦いを挑んでいる。マックライフルはゴラのブースターを一撃で破壊した。
その他
ちなみに冒頭の早乙女研究所による歓迎のメッセージはKが多い。
テキサスマックの正しいスペルは「TEXAS MAC」である。日本人らしいミスである。ほほえましい。
ちなみに劇中ではハットマシンが分離している状態の出番が非常に長く、ハットマシンと合体したテキサスマックの出番は極めて少ない。
残念なことに無印ゲッターロボで一度きりの登場で、続編のゲッターロボGには登場しなかった。

テキサスマックの今日における知名度を確保したのは間違いなくスーパーロボット大戦である。
第1作目から登場し、旧DC戦争シリーズでは皆勤賞であった。その後も何度か登場し、強力なユニット扱いというわけではないが活躍も多い。そのおかげでアレンジ版がPSソフト「ゲッターロボ大決戦」やOVA「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」に登場している。
漫画版には登場していないので、本家オリジナルは原作アニメである。
なおスーパーロボット大戦ではマックライアットというショットガンを使っているが原作では使っていない。
マックライフルテキサスハンマーマックシールド
テキサスソードテキサスビームアルカリ性レインコート

ジャック・キング
●プロフィール
・身分・役職:キング博士の息子、テキサスマックパイロット
・種族:地球人類(アメリカ人)
・搭乗メカ:テキサスマック
・キャラクターデザイン:川島 明
・登場作品:第21話「アメリカから来たロボット」
・声:井上 真樹夫
●武器&能力







アメリカが誇るスーパーロボットであるテキサスマックのパイロット。カウボーイ風の服装に身を包み、テキサスマックを操縦する。テキサスマックの開発者であるキング博士の実子でもある。
大胆不敵・自信家でプライドが高く、ゲッターチームと同じくらい負けず嫌いな性格だが、受けた恩はきっちり返し、相手の実力を認める度量も持ち合わせている。
また、スーパーロボットのパイロットということで、優れた身体能力の持ち主である。最初はゲッターロボおよびゲッターチームに対抗心をむき出しにし、何かと挑発的な態度をとっていた。
ゲッターロボとの模擬戦闘でも互角以上の勝負を繰り広げ、また浅間山に大要塞を建設しようとたくらむ恐竜帝国との戦いで、互いに張り合いながらも実力を認め合い、最後は親愛の握手を交わしてアメリカへと帰っていった。ちょっとキザな一面もある。
●名台詞
 
●その他
原作では極普通の喋り方をする。

スーパーロボット大戦は古い作品の再評価に貢献したのは事実だが、事実を捻じ曲げられてしまっている代表格のキャラ。第1作目から何故か変な外人訛りの言葉遣いで一貫されているが、原作では全くそんな描写はない。しかもいつまでたっても本来の言葉遣いで音声収録は行われていない。
一度くらい原作準拠があってもいいと思うのだが・・・。よほど世間にウケたのか、PSソフト「ゲッターロボ大決戦」やOVA「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」でのアレンジキャラもスーパーロボット大戦を元にした変な外人訛りの喋り方をする。いくらなんでもやりすぎではないだろうか?
なお旧DC戦争シリーズではこの怪しい喋り方は演技であり、本当は日本語堪能である設定が明かされたが、以降のシリーズでも何故か喋り方は同じで理由は明かされていない。
またゲームでは何故か毎回宇宙空間での操縦適正が低くされている。納得がいかない。

メリー・キング
●プロフィール
・身分・役職:キング博士の娘、ハットマシンパイロット
・種族:地球人類(アメリカ人)
・搭乗メカ:ハットマシン
・キャラクターデザイン:川島 明
・登場作品:第21話「アメリカから来たロボット」
・声:武藤 礼子
●武器&能力







テキサスマックのパイロットであるジャックの妹であり、もちろんキング博士の娘にあたる。テキサスマックのサポートメカである、ハットマシンの操縦を担当する。メリーはライダースーツ風の服を着て操縦する。
ハットマシンは調査・分析など索敵に優れており、それを担当するのがメリーである。兄とは違い落ち着いた性格で、何かと熱くなりがちなジャックの押さえ役でもあるが、アメリカ人らしく大胆な一面も。
スタイルも抜群で容姿にも優れており、武蔵をメロメロにしてしまったほど。兄のサポートをしっかり勤め、メカザウルス・ゴラの反撃でテキサスマックがピンチに陥ったときもいち早く救援を求めた。
最後は兄を助けてくれた武蔵にキスをプレゼントした。
●名台詞
 
●その他
兄とは違い、原作ではややインチキくさい訛った喋り方をする。

スーパーロボット大戦でも兄と共に登場しているが、兄とは逆に原作と違って訛りのない普通の喋り方をする。なぜ逆なんだ・・・?第4次からゲームにサブパイロットのシステムが組み込まれたため、テキサスマックの使い勝手向上に一役買うことになる。ボイスが実装されてからは、戦闘中にも喋るようになった。
また理由は不明だが、スーパーロボット大戦では代役であり原作の武藤氏ではなく、グレートマジンガーの炎ジュンなどで知られる中谷ゆみ氏が演じている。

キング博士
●プロフィール
・身分・役職:アメリカにおけるロボット工学の権威
・種族:地球人類(アメリカ人)
・搭乗メカ:なし
・キャラクターデザイン:川島 明
・登場作品:第21話「アメリカから来たロボット」
・声:なし
●武器&能力







アメリカ合衆国におけるロボット工学の権威で世界的に名が知られている。
わが子のために、スーパーロボット・テキサスマックを開発。世界的に注目を浴び、日本のスーパーロボット・ゲッターロボとの親善を深めるためにテキサスマックを日本に派遣した。
●名台詞
セリフはない。
●その他
登場シーンは冒頭の新聞での顔写真のみで、本編には登場しておらずどのような人物なのか、ほとんど設定はない。

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