マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍
ミケーネ帝国・幹部

※名前の表記は基本的にバンダイビジュアル公式サイトに従った。
※デモニカのみ劇中で呼ばれた戦艦の表記にしている。
※公式サイトでは人間型戦闘獣は超人型戦闘獣となっているのでそれに従う。

暗黒大将軍あんこくだいしょうぐん
●プロフィール
・分類:人間型戦闘獣
・身分:七大戦闘獣軍団・戦闘指揮官
・本体の顔:胸
・全高:?
・重量:?
・登場作品:OVA「マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍」
・声:飯塚 昭三
●武器&能力
・剣
 腰に下げた西洋剣。
・怪光線
 両目から放つ真っ赤な光線。
・マント
 光子力ビームを防ぐことができるマント。
七つの軍団を総括するミケーネ帝国の支配者。ミケーネ一の強者であり、七つの軍団を率いて地球征服の野望を実行する。兜甲児が旅行中だったパリで宣戦布告し、世界各地のマジンガー軍団を襲わせる。
自らは海中に身を潜めるデモニカで指揮を執り、兜甲児が未だ健在であるというゴーゴン大公最後の報告を受けてデモニカでマジンカイザーを叩き潰そうとするが失敗。脱出しマジンカイザーと一対一の決闘を繰り広げる。
●名台詞
「我が名は・・・暗黒代将軍!人類とその愚かな文明は、ミケーネ七つの戦闘獣軍団が抹殺する!
 これより地球は、我らミケーネ帝国が支配する!」

・パリでの宣戦布告。この後、パリを焼き払った。
「ぬははははっ!くたばるがいい兜甲児!そしてマジンカイザーッ!!」
・デモニカでマジンカイザーを押しつぶしながら。
●その他
原作および劇場版に登場した「暗黒大将軍」のリメイク。デザインのアレンジは激しく、全体的に鋭角化しイメージカラーがブラックになっている。
キャラクター面でのアレンジも強く、武人肌で短気だった原作と比べ武人色は薄くなり冷酷な性格で、部下が全滅しても自ら戦おうとせず、部下を見殺しにするなど原作以上に悪のボスっぽくなっているといえる。
公式サイトでは闇の帝王の部下だとされているが、劇中では一切描写はなく暗黒大将軍が倒れるとミケーネが全滅しているので、暗黒大将軍が支配者ではないかと思われる。

無敵戦艦むてきせんかんデモニカ
●プロフィール
・分類:暗黒大将軍専用巨大戦艦
・全高:?
・重量:?
・登場作品:OVA「マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍」
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。
・突撃
 巨体と重量による体当たり。
・大砲
 無数に配置された大砲。劇中未使用。
・大型ミサイル
 口部分から発射する。劇中未使用。
暗黒大将軍自ら乗り込んで世界征服の指揮を執る巨大戦艦。
あらゆる場所で活動可能で、口部分から戦闘獣を発進させることができ、多数の武器を持つ。
ゴーゴン大公の死に際の報告を受けて海中から発進し、光子力研究所跡へ向かったが、マジンカイザーの前に撤退してきたドレイドゥに気付かず押しつぶしてしまった。
その勢いのままマジンカイザーへ突撃し、富士山へ押しつぶそうとするが、マジンパワーによって投げ飛ばされ、スクランダーブーメランで真っ二つにされて撃沈した。
操縦はミケーネスが行っていた。
●その他
原作に登場した「無敵要塞デモニカ」のリメイク。アレンジはかなり激しく、イメージカラーも全く異なり攻撃的で、なんとか面影を残す程度までアレンジされている。
また、原作では地獄大元帥の要塞だったが、本作では地獄大元帥が存在しないためか、暗黒大将軍用になっている。劇中の活躍はほぼないのは残念。劇中では無敵戦艦と呼ばれている。

万能要塞ばんのうようさいミケロス
●プロフィール
・分類:移動要塞
・全高:?
・重量:?
・登場作品:OVA「マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍」
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。

ミケーネ帝国の巨大な要塞。七つの軍団の指揮官がそれぞれ使用し、戦闘獣軍団を発進させる。
劇中では鳥類型戦闘獣軍団と超人型戦闘獣軍団が使用しているのが確認でき、鳥類型戦闘獣軍団のミケロスは北極上空でバーダラーと共にミリオンαの自爆によって撃沈している。

ゴーゴン大公たいこう
●プロフィール
・分類:不明
・身分:暗黒大将軍配下
・本体の顔:上半身
・全高:?
・重量:?
・登場作品:OVA「マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍」
・声:長克 巳
●武器&能力
・ムチ
 手にした乗馬鞭に似たムチ。
・剣
 腰に下げた西洋剣。投げて、さやかの乗っていたバイクを切り裂いた。
・噛み付き、引っ掻き
 下半身の虎による肉弾攻撃。ロシア基地隊員を皆殺しにした。
・首締め
 怪力による首締め。甲児を殺そうとした。
七つの軍団とは別の暗黒大将軍の配下であり、下半身が虎になっている筋肉隆々の男。暗黒大将軍直々に世界征服最大の障害・マジンカイザーのパイロットである兜甲児の暗殺の使命を受けて暗躍する。
ロシア基地で甲児を襲うが、ライガーンの妨害に遭い核ミサイルで一緒に倒された。
・・・と思われたが、傷を負いながらも執念深く甲児を追って日本まで再び現れて甲児を絞め殺す寸前まで達するが、ボスボロットによって鎖で絡め取られ失敗。
ガソリンスタンドにたたき込まれて瀕死になったところを、光線銃で撃ち抜かれ炎の中に力尽きた。
●名台詞
「ふっふっふ、我が名はゴーゴン大公。暗黒大将軍の命により、貴様の命、もらい受けに来た。
 ・・・はァ!!死ねェ!!」

・ロシア基地で自らの名を名乗り、甲児に襲いかかる際の台詞。
「兜甲児暗殺は、私の使命だ!邪魔をするな!」
・突如現れ、任務を横取りしようとするライガーンに対して。
「貴様を殺すまでは、死ねるものかァァァーーーッ!!」
・光子力研究所へ向かう甲児の前に再び現れ、強烈な執念を見せる。
「フハァァァーーー!・・・死にはせん。・・・貴様を殺すまでは!絶対死にはせん!」
・瀕死になってもその執念は衰えず。
●その他
原作に登場した「ゴーゴン大公」のリメイク。アレンジはかなり控えめ。
デザイン的には絵柄の違いを抜くと虎の尻尾があることくらいの差。
ただしキャラクター性は当然かなり違い、非常にインパクトのある出番。

怪鳥将軍かいちょうしょうぐんバーダラー
●プロフィール
・分類:鳥類型戦闘獣
・身分:鳥類型戦闘獣軍団・指揮官
・本体の顔:胸
・全高:?
・重量:?
・登場作品:OVA「マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍」
・声:中村 大樹
●武器&能力
・空中飛行
 翼で空を飛び回ることができる。
・噛み付き
 鋭いくちばしによる噛み付き。ミリオンαの腕を引きちぎった。
・鷲掴み
 両手でミリオンαのコクピットごとパイロットを握り潰す。
・竜巻
 翼で巻き起こす突風攻撃。劇中未使用。
・怪音波
 口から吐く超音波攻撃。劇中未使用。
鳥類型戦闘獣を率いる指揮官。強気で自信過剰かつ卑怯な性格をしており、万能要塞ミケロスで北極上空へさしかかった甲児の乗る輸送機を襲撃した。巨大な翼で飛行し、竜巻を起こす。
牙の並ぶくちばしからは超音波を発することもできる。口調が少々汚く、卑怯な手も好んで使う。
配下の戦闘獣が突如現れたミリオンαに全滅させられ、業を煮やして背後から襲った。
身動きのとれないミリオンαをいたぶりつつ、コクピットごとローリィ、ロールの二人を握り潰してしまう。
しかしロールが隙を見て自爆装置を起動させることを許してしまい、ミリオンαの自爆特攻によってミケロス内部へ叩きつけられそのままミケロスと共に爆死した。
●名台詞
「待っていたぞ兜甲児!この怪鳥将軍バーダラーと、我が戦闘獣軍団がお前を葬り去ってくれる!」
・いち早く甲児の目の前に現れた時の威勢のいい台詞。
「もーがけもがけぇ!このままひねり潰してくれる!」
・ミリオンαをいたぶりつつ、言葉通りコクピットを握り潰す・・・。悪趣味な性格がにじみ出ている。
「なにっ!?うげぇ!」「ぎょああッ!!」
・ロールの手で起動したミリオンαの自爆に巻き込まれた際の死に際の台詞。

猛獣将軍もうじゅうしょうぐんライガーン
●プロフィール
・分類:猛獣型戦闘獣
・身分:猛獣型戦闘獣軍団・指揮官
・本体の顔:胸
・全高:?
・重量:?
・登場作品:OVA「マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍」
・声:永野 広一
●武器&能力
・電磁波
 牙から放つ電磁波。劇中未使用。
・不明
 劇中で能力らしい能力を使っておらず他の能力も不明。
猛獣型戦闘獣を率いる指揮官。ライオンに似たケンタウロス状の体を持ち、凶暴な性格だがオネェである。
しかし味方であるはずのゴーゴン大公をさげすんでいたり、陰険な一面も持つ。
ロシア基地隊員を蹴散らして、兜甲児を抹殺しようとするゴーゴン大公の前に現れ、手柄を横取りしようと企む。
グラバール、ドルマン、マモンドスを引き連れ、甲児の乗った戦闘機に迫るが、決死の覚悟でもりもり博士が発射させた核ミサイルの直撃で押しつぶされて死亡した。
本作の七大将軍中唯一戦うこともなく死亡し、原作でも戦闘せずじまいだったので、戦闘シーンが全く描かれなかった唯一の将軍となってしまった。
●名台詞
「ご苦労だったな、ゴーゴン大公。
 ここから先はこのもぅーじゅう将軍ライガーンと、我が戦闘獣軍団にまァかせてもらおうか」

・ゴーゴン大公が基地隊員を皆殺しにした直後に飛来しての第一声。突然のオネェ口調。
「おだまり!きぃさまこそ引っ込んでおれ!・・・この、チビが」
・自分の任務を主張するゴーゴン大公を殴り飛ばしながら。本作でのキャラクター性を象徴する台詞。
「おおおおおおお?!おぐぁ・・・!」
・あっけなく核ミサイルに頭から潰されての断末魔。惨めな最後である。
●その他
原作に登場した「猛獣将軍ライガーン」のリメイク。アレンジはそれなり。
特にキャラクター性に最も大きな変更があり、オネェになっている。
ゲーム・スーパーロボット大戦に登場しているハーディアスのオカマ化ばかりが目立つが、台詞を見てもわかるようにライガーンもそっち系である。原作でゴーゴン大公殴り飛ばしたシーンが本作でも採用されている。
しかし、原作でまともに戦闘シーンを描かれなかった他の将軍たちと異なり、唯一本作で戦闘することなく死亡しており、扱いは実は悪い。原作・本作両方で戦闘シーンが無いのはライガーンだけである。

大昆虫将軍だいこんちゅうしょうぐんスカラベス
●プロフィール
・分類:昆虫型戦闘獣
・身分:昆虫型戦闘獣軍団・指揮官
・本体の顔:胸
・全高:?
・重量:?
・登場作品:OVA「マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍」
・声:三宅 健太
●武器&能力
・空中飛行
 背中の羽根で空を飛び回ることができる。
・粘着糸
 口から吐く鋼鉄に匹敵する強度の糸。グレートマジンガーを絡め取る。
昆虫型戦闘獣の指揮官。甲虫型のボディを持ち、性格は猪突猛進型で先走りしやすい。
ニューヨークで昆虫型戦闘獣軍団を率いてグレートマジンガーを襲う。
配下の戦闘獣が全て敗れた後は、アンゴラスと合流し、口から吐く粘着性の糸でグレートマジンガーの動きを封じて支援していた。満身創痍となったグレートにとどめを刺すために飛び掛かるが、背後から戻ってきたグレートブーメランに気付かずに真っ二つにされ、ブレストバーンで焼き尽くされて戦死した。
サンダーブレークを寄せ付けない体を持ち、敗れたもののグレートの機能を停止させることには成功した。
●名台詞
「ふーっふっふっふ!もうおしまいじゃのーッ!」
・劇中での第一声。
「ふーっふっふっふ!効かんなぁッ!!」
・サンダーブレークを防ぎきって、糸を吐きながら。笑い方が特徴的。
「ぐ・・・そ、そうかァ・・・!さっきの風でぇ!」
・真っ二つに両断された直後の台詞。猪突猛進な性格が悔しさを誘う。

魔魚将軍まぎょしょうぐんアンゴラス
●プロフィール
・分類:魚類型戦闘獣
・身分:魚類型戦闘獣軍団・指揮官
・本体の顔:頭部触覚部分の先端
・全高:?
・重量:?
・登場作品:OVA「マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍」
・声:八奈見 乗児
●武器&能力
・水中移動
 水中を泳いで移動できる。
・尾ビレ攻撃
 身動きのとれないグレートマジンガーを吹っ飛ばした。
・格闘
 恐らく噛み付きや引っ掻き。
魚類型戦闘獣の指揮官。チョウチンアンコウににた風貌をしている。他の将軍に合流するなどの協調性を持つ。
体にあるヒレで津波を巻き起こす能力を持ち、ニューヨークでグレートマジンガーと戦うスカラベスと合流し、2体でグレートを破壊寸前まで追い詰める。
海上をたくみに利用し、素早い水中移動でグレートをビルに吹っ飛ばし足蹴にするが、かわしたはずのグレートブーメランに背後から切り裂かれて致命傷を負い、ブレストバーンで倒された。
グレートタイフーンやグレートブーメランも軽くあしらう実力を持ち、倒されはしたがグレートも機能停止に追い込んでおり、半ば相打ちとなっている。
●名台詞
「地獄へ送ってやる、グレートマジンガー!」
・劇中での第一声。八奈見節全開である。
「ぐっふっふ、この程度の風、屁でもない」
・グレートブーメランをかわし、グレートタイフーンを浴びながら余裕の台詞。
「ぐっ、ブーメランの軌道を計算していなかったァ・・・」
・ブーメランに切り裂かれながら。自信満々な余裕が裏目に出て、油断していたことがわかる。
●その他
原作に登場した「魔魚将軍アンゴラス」のリメイク。アレンジはやや控えめ。
主に全体的な色や、キャラクター性に変化がある。
本作で声を演じた八奈見氏は原作ではスカラベスを演じており、そのためか本作のアンゴラスは協調性が高め。
テロップに表記されていないが、いつもの特徴的な台詞回しの八奈見節が健在なので最も声優がわかりやすい。尚、原作でのアンゴラスはビューナスAに倒されている。

超人将軍ちょうじんしょうぐんユリシーザー
●プロフィール
・分類:超人型戦闘獣
・身分:超人型戦闘獣軍団・指揮官
・本体の顔:頭部飾り頂点部
・全高:?
・重量:?
・登場作品:OVA「マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍」
・声:坂口 候一
●武器&能力
・空中飛行
 腰のジェット噴射で空を飛び回ることができる。
・ヘッドカッター
 頭部飾りをカッターとして投げる。バイオンβの首を切断した。
超人型戦闘獣の指揮官。同じ超人型のためか、暗黒大将軍に信頼されるほどの手腕を持つ。
ミケロスを使い、超人型戦闘獣軍団を率いて各地を襲撃。エジプトにてバイオンβと戦い圧倒的な強さでひねり潰し、そして兜甲児をマジンカイザーに乗せまいとドレイドゥ、ハーディアスと共に光子力研究所跡に現れる。
頭部の燃え盛る頭部飾りと取り外して武器とし、高い格闘能力を持つが、カイザーパイルダーを破壊することはできずにマジンカイザーの復活を許してしまった。
戦闘獣軍団を全滅させ、現れたマジンカイザーのルストトルネードによって真っ先に消滅させられた。
●名台詞
「フッハッハッハ!戦いがいの無い奴だ!」
・劇中での第一声。バイオンβを完全に圧倒し、追い詰めたときの台詞。
「あれほどの衝撃だ。マジンカイザーといえども、ただではすむまい!」
・マジンカイザーパイルダーオン時、ハーディアスの問いに対して。

悪霊将軍あくりょうしょうぐんハーディアス
●プロフィール
・分類:悪霊型戦闘獣
・身分:悪霊型戦闘獣軍団・指揮官
・本体の顔:左手
・全高:?
・重量:?
・登場作品:OVA「マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍」
・声:宇垣 秀成
●武器&能力
・空中浮遊
 空を飛び回ることができる。
・鎌
 右手にもつ大鎌。ビューナスAをズタズタに切り裂いた。
・火炎弾丸
 左手の顔から放つ5万度の火の玉。劇中未使用。
・呪術、妖術
 劇中未使用。
悪霊型戦闘獣の指揮官。激しく嫉妬深い性格をしたオカマである。
サイコベアを引き連れてオーストラリアを襲撃。ビューナスAと戦って倒すが、ビューナスAを忌み嫌っているようで、執拗に痛めつけてバラバラに破壊した。美意識にも触るらしく、しきりにブスと言っていたのが印象的。
その後はドレイドゥ、ユリシーザーと共に光子力研究所跡を襲撃。兜甲児の乗るカイザーパイルダーを破壊しようと迫るが、パイルダーオンを妨害することはできなかった。
ようやく姿を現したマジンカイザーの冷凍ビームによって、抵抗もできぬまま瞬殺される。
●名台詞
「ホーゥ!死ねぇ!オーッホッホッホ!」
・劇中での第一声。いきなりのオカマ笑いである。
「死ねぇ!死ぬのよ!死になさい!全く!しつこい!ブスねぇ!」
・本作での彼のキャラクター性を如実に現している台詞。執拗にビューナスを痛めつけた。

妖爬虫将軍ようはちゅうしょうぐんドレイドゥ
●プロフィール
・分類:爬虫類型戦闘獣
・身分:爬虫類型戦闘獣軍団・指揮官
・本体の顔:胸
・全高:?
・重量:?
・登場作品:OVA「マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍」
・声:梁田 清之
●武器&能力
・空中浮遊
 空を飛び回ることができる。
・放射能火炎
 口から吐く放射能を含んだ火炎。ダイオンγを溶解・爆破した
爬虫類型戦闘獣の指揮官。東洋の竜に似た風貌を持つ七大将軍のリーダー格。
中国を配下の爬虫類型戦闘獣と共に襲撃し、万里の長城でダイオンγを蹴散らし火炎で跡形もなく焼失させると兜甲児を抹殺すべく、発進するカイザーパイルダーの前に、雲の中から出現。
火炎を吐き、ユリシーザー、ハーディアスと合流しマジンカイザーの復活を阻止せんとするが、ついに出現したマジンカイザーによって戦闘獣軍団、二大将軍までも全滅させられ逃亡する。
カイザースクランダーと合体して追ってくるマジンカイザーを攻撃するも、真っ向からファイヤーブラスターに撃ち負け、突撃してきたデモニカと正面衝突して死亡してしまう。
●名台詞
「マジンガー軍団もこれまでだ!」
・劇中での第一声。ダイオンγを追い詰め、とどめを刺す際の台詞。
「おのれ生きていたか・・・マジンカイザァー!!」
・戦闘獣軍団を全滅させ、ついに姿を現したマジンカイザーに対して。
「ぬぉぉ・・・!ハーディアスまで!恐るべしマジンカイザー!」
・ユリシーザー、ハーディアスが続けて瞬殺され、カイザーのパワーに圧倒される。
「ま・・・まさか、我ら七大将軍がこうもあっけなく・・・倒されるとは・・・ぬ、おぉぉぉーーー!!」
・ファイヤーブラスターの直撃を耐えるも、圧倒的な力を痛感する。しかし・・・。
●その他
原作に登場した「妖爬虫将軍ドレイドウ」のリメイク。アレンジはやや控えめ。
細部のアレンジや衣装のカラーが赤になっているのが主な違い。
キャラクター性はそれほど大きな変化はないが、原作が後方指揮に徹していたのに比べ積極的に戦闘を行っている。また実質七大将軍のリーダー格になっているのも特徴。
とにかく本作で最も活躍した敵キャラクターで、原作では設定のみで終わった火炎を使い、七大将軍で唯一マジンカイザーの攻撃を耐えきるなど、原作で特別目立たなかったのが嘘のようである。
公式サイトでは名前が「ドレイドゥ」になっている。



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