勇者ライディーン
妖魔帝国・合体巨烈獣&妖魔巨烈獣


合体巨烈獣ガードン
●プロフィール
・作戦指揮官:轟雷巨烈
・戦闘指揮官:激怒巨烈
・全高:不明
・重量:不明
・登場作品:第41話「強力合体獣ガードンの罠」
・声:立壁 和也(現:たてかべ 和也)
●武器&能力
・空中飛行
 空を飛び回ることができる。速度は時速200キロ。
・ハンマー
 巨大なトゲつき鉄球。叩きつけるだけでなく相手に巻き付け投げ飛ばす。
・キャノン砲
 左腕の大型ミサイルを放つキャノン。
・隠し腕大刀
 腹から伸びる刀を持つ腕。
・火炎放射
 三つの首から吐く高熱火炎。
・シールドソーサー
 左右の首に備えた盾。
 防御にはもちろん、投げつけると刃が飛び出しカッターにもなる。
・妖魔金縛り光線
 2枚のシールドを空中で合体させて放つ緑色の光線。
 標的の動きを止める。
・スパイクスクリュー
 足裏から無数トゲを生やし、回転させて目標をすりつぶす。
・テールアタック
 長い尻尾による攻撃。ブルーガーをたたき落とした。
・連射ミサイル
 3つ首の口から連射するミサイル。
・パンチ、飛び膝蹴り
激怒巨烈の巨烈獣ガンダー、轟雷巨烈の巨烈獣ゲルドンの2体が完全に互角の勝負を繰り広げ、それを見届けたバラオが自ら2体の巨烈獣を合体させ1体の巨大で強力な巨烈獣にした合体巨烈獣第1号。
外見はゲルドンにガンダーの上半身を生やした姿だが、ライディーンの倍以上の巨体を誇り、ガンダーとゲルドンの強い部分をあわせて生み出されただけに、2体の能力をそっくりそのまま受け継いでいる。
単純なパワーでもライディーンを圧倒するが、轟雷巨烈の授けたゴッドバードへの変形中という無防備な瞬間を狙うため、分離機能でライディーンを油断させライディーンを大原火山の噴火口にたたき落として勝利する。
ライディーンが戦闘不能になったことを見届けると、ムトロポリスを襲撃。全滅寸前まで追い詰めることに成功するが、落雷を使った作戦で復活したライディーンが、雷のエネルギーで封印を解いた新兵器エネルギーカッターには歯が立たずに敗れた。
●その他
なんと鳴き声は昭和キングギドラ、ゴジラ、ガイガンなどが使用されている。

妖魔巨烈獣バラゴーン
●プロフィール
・分類:妖魔の守り竜
・指揮官:妖魔大帝バラオ
・全高:不明
・重量:不明
・登場作品:第49話「バラオ最後の賭け」
・声:飯塚 昭三、加藤 精三
●武器&能力
・空中飛行、水中移動
 空や水中を自在に動き回る。
・再生
 いくら傷ついてもバラオの呼び声で復活する。
・妖魔光線
 目から放つ黄緑色の光線。
・溶岩火炎
 口から吐く高熱の炎と燃え盛る溶岩。
・妖魔ヘアー
 鋭いトゲが生えた髪の毛。自在に伸び、敵を突き刺し絡め取る。
・ヘアーシザー
 髪の毛を束ねて槍のようなハサミにし、敵を捕らえ締め上げる。
・頭突き、爪、尻尾、角
 強力な格闘攻撃。
・ムチ
 甲冑が右手にもつ武器。
・槍
 甲冑が左手に持つ両端が三つ叉の槍。
・巨烈兄弟の首
 甲冑の両手に掲げた怨念のこもった巨烈兄弟の首。
・巨烈噛み付き
 巨烈兄弟の首による噛み付き攻撃。
・巨烈火炎
 巨烈兄弟の口から炎を吐く。
・巨烈ミサイル
 巨烈兄弟の口から2発同時にミサイルを発射。
・巨烈針
 巨烈兄弟の口から針を放つ。ライディーンの装甲を軽くぶち抜く。
妖魔帝国1万2千年の強烈な呪いを込め、バラオ自ら呼び出した守り竜。鋼鉄より強いバラオの爪、茨のようなバラオの髪、巨烈兄弟の首を使って作り出された妖魔帝国最強の怪物。東洋竜に似たボディに背中から人型の甲冑が生えた姿をしている。その強さは巨烈獣100体分に相当するとレムリアも恐れるほど。
ライディーンやムトロポリスのあらゆる武器を弾く体を持ち、一度は目や口を攻撃されて撤退するも、バラオの呼び声でさらに強く強靱になりすぐさま蘇り、ムトロポリスを壊滅させライディーンを蘇らせんとする古代船を狙う。
再びライディーンと戦うが一方的にライディーンを圧倒し、レムリアの力を使わざるを得ない状況にまで追い詰めるものの、体内まではその防御力も及ばない弱点を突かれ、大型マグナムミサイルを積んだブルーガーによる神宮寺決死の自爆特攻によって半身を失う。それでもなお上半身のみでライディーンに襲いかかるものの、怒りのゴッドバードによって切り裂かされてついにとどめを刺される。
バラゴーンはかろうじて敗れたものの、神宮寺を失ったことは洸たちにとって大きかった。
●その他
バラオ自身の体を一部を使い本人が生み出したので、厳密には巨烈獣とはちょっと異なる。
本体はあくまで竜部分で、甲冑部分は失っても行動できる。
ライディーンの攻撃を全く寄せ付けず、倒してしまう圧倒的な強さ、ムトロポリスを破壊して人々を追い詰める描写など、最強の敵らしさを1話分にしてかなり発揮した。
強敵らしさを演出するためか、特にゴジラやガメラの鳴き声を多く使っている。

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